こと肌

ワンコと人の笑顔があふれるドッグランカフェ!「cafe mof」を取材しました

こんにちは♪新人ライターのオガワです!

cafe mof(カフェモフ)外観

今回は2021年7月に関市武芸川町高野(たかの)にオープンした、ドッグランカフェ「café mof(カフェモフ)」さんへ行ってきました!

週末になると人もワンちゃんも一杯になる、大人気カフェです。

 

カフェについて

下の写真から分かるように、ブルーのコンテナがcafé mof(カフェモフ)の目印です!

ワンちゃんと女の子の可愛いロゴが扉にあります

私たちが取材に訪れたのは平日の朝でしたが、既にほぼ満車に近い状態でした!

室内は「ワンコOKスペース」と「それ以外」とで分かれています。

こちらは飲食専用スペース

清潔感のある綺麗な店内ですね。

取材に訪れたのは10時過ぎでしたが、モーニングを楽しむ方たちで大盛況でした!

以前は室内で大型犬とご飯を食べる事はできませんでしたが、2023年12月に改装されてOKのスペースができました!

室内で愛犬とモーニングを楽しむお客さま
テラス席でも、もちろんご飯を楽しめます♪

取材日のモーニングはホットサンドがメインでした!すばらしいお品数ですよね♪

ボリューム満点です!

モーニング・ランチのメニューは日替わりで作っていらっしゃいます。

この日のランチは「チキンチーズカツ」でした♪

もちろん、ワンコ用のメニューも用意されています!

詳しくは、下記のcafé mof公式HPからご覧ください。

 

いざ、ドッグランエリアへ!

こちらは、中・小型犬エリア

エリア分けは、ワンコのサイズのみで判断しているわけでは無く、オーナーさんがその子の気性を見て分けることもあるのだとか。

なので、体が小さくても気が強そうな子は大型犬エリアへ通される事もあるそうです。(逆も勿論あります)

 

先ずは中・小型犬エリアへ

扉を開けた瞬間、かわいいワンちゃんが駆け寄ってきてくれました!

とても人懐こいワンちゃんでした♡
可愛いブランココーナーでゆらゆらと♪
なんと!今日が「はじめまして」だとか

親しげにお話をされていた飼い主さんたち、なんと初対面とのこと。

「犬が好き!」という気持ちがあれば、初対面でもすぐに打ち解けてしまえるのですね♪

 

つづいて大型犬エリアへ

取材日は雪もチラつく寒~い日でした。

しかし、ドッグランでは10匹以上のワンコが元気に走り回っていました!

ワンコは喜び、庭かけまわる♪
ご挨拶をするワンちゃんたち

 

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夏場はプールでも遊べちゃいます♪

Cafemofさんのドッグランは、時間無制限です!

なので朝にモーニング、昼にランチ、午後にデザート…とほぼ一日過ごしていかれるお客さまもいらっしゃるのだとか。

2階から撮った中・大型犬エリア

2~3日に一回は来られる常連さんも多く、県外から来られるお客さまも沢山。

なんと、沖縄から目指して来られるお客さまもいらっしゃるそうです!

大体平日は30匹程、土日なら50~60匹のワンちゃんが遊びに来られます。
Cafemofさんは全犬種OK!

珍しい犬種の子にも沢山会えました

その為、定期的に犬種限定の貸し切り会・有志によるオフ回が開かれているそうです。

地元だけでなく、様々な人から愛されているお店ですね!

 

オーナーの兼松さんから、お話を伺いました。

お客さまと笑顔でお話する兼松さん(左)

大人気な「café mof」のオーナー兼松茂美さんの魅力に迫りました!

兼松さんは元々飲食店に勤めておられました。

この「café mof」を開業されたきっかけは、自宅の2頭ワンちゃんの為だったそうです。

左のシベリアン・ハスキーと右のバーニーズ・マウンテン・ドッグがオーナーさんの子です。 真ん中はお姉さんのトイプードルちゃん

みなさんは、2018年に岐阜で豚コレラが流行した事を覚えておられますか?

あの時、人や豚のみでなく犬にも影響が及んでいました。

豚コレラは人にも犬にも感染はしません。しかし、ウイルスの運び手にはなり得ます。その為、兼松さんが通っておられたドッグランが閉鎖してしまったそうです。

兼松さんのお宅のワンちゃんはどちらも大型犬。走り回れる場所も限られていました。

そして、以前から市営のドッグランだと、飲食をする事への制限が気になっておられたそうです。

開放的なテラス席

ワンちゃん飼いへの厳しい現状を受け、兼松さんは決心されました。

「じゃあ自分でドッグランを作ろう!」

素晴らしい行動力ですね!

同じくワンちゃんを飼っておられるお姉さんを誘い、お店を開く方向へ動きだされたそうです。

右がオーナーの兼松茂美さん 左がお姉さんです

そして、コロナ禍による飲食店への逆風がありつつも、この武芸川の地に2021年7月15日にオープンされ今に至ります。

 

オーナーさんのワンコへの愛情

ハスキーとバーニーズの二頭を飼っておられる、兼松さん。

この子達は生き甲斐、居なかったら多分ここまでやらなかったと笑顔で話されました。

お客さまのワンコとふれあう兼松さん

「多分、どの飼い主さんも生き甲斐がワンコという方が多いです」

「自分は年を取り、子どもは大きくなり、そして自分の手を離れていき…」

「そんな時に死ぬまで自分が面倒を見て、一途に甘えてくれる存在。もう可愛くて仕方がないです」

「老後生き甲斐にしたい事を作ってくれた大切な家族です」と兼松さんは話します。

お客さまにプレゼントしてもらった絵

兼松さんのワンコ達を見つめる眼差しは、どこまでも慈しみ深く愛情に満ちたものでした。

取材の最中もドッグランの状況には常に気を使われ、ケンカをしそうなワンコたちの仲裁に走って行かれる事がありました。

「ワンコ達には自由に遊んでもらいたい。その為に、飼い主さん達とは躾や悩みを共有しながら、できるだけトラブルを無くしたい」

「短い犬生だからこそ、ウチで幸せな思い出を作ってほしいんです」と兼松さん。

兼松さんがランに入ると、直ぐにワンちゃんが集まってきました!

ワンコにどこまでも情熱を注ぐ兼松さん、何と帰宅後に2時間はワンコの勉強をしておられるそうです。

そして、お客さまのワンコの名前覚えておられたことに筆者は驚きました。

「自分も楽しくてやっているから!」と話す兼松さんの「好き」への姿勢には感銘を受けました。

 

今後の「cafe mof」の展望

ワンコと人の笑顔の為にいつも尽力している「cafemof」さん。

その活動はお店の中だけには留まりません。

去る2023年12月3日に初の主催イベント「第一回ワンコPARTY」を武芸川町の谷口水辺公園で開催されました。

ワンコ用のおやつ・ご飯・雑貨・服・マッサージ…等、犬好きの為のお店が集いました。(勿論人間のご飯もあります)

マルシェには30以上の店舗が集まり、お客さまも400人以上訪れ大成功でした!

「声かけが上手くいき、皆が集まってくれました。来年度はもっと大きいイベントにしたいです。」と語られる、兼松さん。


兼松さんのエネルギッシュさ、そしてお人柄が沢山の犬好きの心を動かし、ワンコも人も集まってきているのだな、と感じられました。

まだまだ兼松さんの挑戦は続いていきます。

 

まち肌屋を見ている方へ

最後に、まち肌屋をご覧になっている方へのコメントをいただきました!

「気楽に、友人を作るような気持ちで来てほしいです」。

「そして、沢山の人に武芸川を知って貰い、ワンちゃん連れも住みやすい町にしたいです」。

お客さまとパシャリ♪

「その為にも、田舎だからマナーが悪いという様にはしたくない。ちゃんとした躾や悩みを飼い主さんと話し、勉強をしながら歩んでいきたい。ワンちゃんライフを楽しんでもらいたいです」と兼松さん。

兼松さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

まち肌的まとめ(編集後記)

ご馳走になったコーヒーと自家製シフォンケーキ

筆者が取材をする前は、いつ通りがかってもワンちゃんで一杯な為、

「こんなに武芸川に犬を飼っている方がいたんだなぁ…」と勘違いしていました。

しかし実際は、

美味しいご飯・風光明媚な景色・そして兼松さんのお人柄が武芸川町のみに留まらず、全国のワンちゃんLOVEな方を引き寄せるチカラを持っておられると感じました。

更なる進化を予感させるドッグランカフェ「café mof」さんへ、是非一度足を運んでみてくださいね。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 

Information

施設名 cafe mof(カフェ モフ)
住所 岐阜県関市武芸川町高野218
TEL 0575-46-2893
営業時間 日月水木 8:00~18:00

金土 8:00~22:00(ナイトラン有り)

※冬季ナイトランは予約制(2月中旬まで)

定休日 火曜日
駐車場 有り 15台 土日は臨時駐車場有り(藤田製作所駐車場)
公式サイト https://cafemofdog.wixsite.com/cafemof

取材日時:2023年12月21日

取材対応者:兼松茂美さん(オーナー)