ひと肌

友だちの家のようなお惣菜屋さん。武芸川町「ごはん屋koya」を訪ねて

「今日は何があるかな?」武芸川町の小さなお惣菜屋『ごはん屋koya』

ごはん屋koya外観(武芸川町跡部地区)

武芸川町跡部の住宅地に、2024年の終わりごろ、小さなお惣菜屋さんがオープンしました。

その名も 「ごはん屋koya」。

お客様と歓談する臼井さん(右奥)

店主は 臼井順子(うすいじゅんこ)さん。自宅の横に建てた小さなお店で、手づくりのお惣菜やお弁当を販売しています。

お店の前に「本日のメニュー表」があります

「koya=小屋」という名前の通り、どこかほっとする雰囲気の場所。

まるで友だちの家に遊びに来たような気軽さで立ち寄れるお店です。

 

ごはん屋koyaは「生活の延長」で始めたお店

お惣菜をつくる順子さん

順子さんが武芸川町でお店を始めた理由は、とてもシンプル。

「自宅横で、自分の生活の延長のような形で仕事をしたかった」です。

順子さんは、高校卒業後、調理師学校へ進学。その後、地元のコーヒー店で5年間働きました。

結婚・出産を経て、保育園で給食調理員として2年間勤務。そこでやはり「食の仕事がしたい」という思いが強くなっていきます。

しかし、いきなりお店を始めるのはハードルが高いもの。

本町BASE出店時の様子(写真転載=ごはん屋koyaの種類いっぱいのお弁当を食べてみた!ぶうめらん公式サイトより)

そこで挑戦したのが「本町BASEのシェアキッチン」での出店でした。

月に1週間ほどの出店を約1年半継続。

その経験で「一人でできる仕事量」「仕込みの段取り」「お店運営の流れ」が見えるようになったそうです。

その時のお客様が、今の「ごはん屋koya」にも来てくれていることもあると言います。

 

ぎゅっと詰まったお惣菜

ごはん屋koyaのお惣菜

ごはん屋koyaのお惣菜には、順子さんのこだわりがあります。

・親しみやすい味つけ

・ほっとするやさしい味

・スパイスやハーブでkoyaらしさ

そしてもう一つ。

「しっかり詰める」こと

しっかりと詰まったごはん屋koyaのお惣菜

「たくさん食べてほしいので、中身をいっぱい詰めます」。

「蓋が閉まるかどうかというところまで詰めるんです」と順子さん。

1つの惣菜を2〜3人でシェアしても良さそうな量!

まち肌屋読者のみなさまも、日々の生活が忙しい中で、
「今日はごはんが作れないな」という日があることと思います。

そんな時に

「お惣菜を買ってきた」

ということを、罪悪感ではなく、ポジティブに楽しんでほしい。そんな想いも込められています。

 

人気メニューは「車麩のカツ」

車麩のカツ丼(ごはん屋koya公式Instagramより転載)

お店で特に人気なのが「車麩(くるまふ)のカツ」。

リピーターも多いメニューだそうです。

車麩(くるまふ)は、小麦粉から作られる「麩(ふ)」の一種で、ドーナツのような輪の形をした乾燥食品です。

名前の由来は、その形が車輪に似ていることから「車麩」と呼ばれるようになりました。

ごはん屋koyaでは、店頭に常時 6〜8種類ほどのお惣菜が並びます。

ひじきや切り干し大根などの定番もありますが、
その日の食材に合わせて作るメニューも多く、

日替わりメニュー(ごはん屋koya公式Instagramより転載)

「今日は何があるかな?」

そんなふうに楽しみに訪れるお客様も多いそうです。

ちなみに順子さんは、食材を仕入れる際にあらかじめ作るメニューを決めているわけではありません。

まず美味しそうな食材を選び、それから何を作るかを決めるのだそうです。

これは、お料理のレパートリーが豊富な順子さんだからこそできることかもしれませんね!

 

お弁当も人気。まとまった数で配達も可能

ごはん屋koyaのお弁当
彩り豊かなお弁当ですね!(ごはん屋koya公式Instagramより転載)
日替わりだからこその楽しみがあります(ごはん屋koya公式Instagramより転載)
見ていて楽しくなる弁当です!(ごはん屋koya公式Instagramより転載)

お弁当は 1食1,000円(税込)。ごはん屋koya公式InstagramのDMで予約することができます。

まとまった数の場合は配達も可能(エリアは要相談)で、ママ友会などで利用されることも。

取材時のご予約分(お弁当やお惣菜)

まだ小さなお子さんがいて外食が難しい方にとって、koyaのお弁当は嬉しい存在になっています。

また営業日ではない日も、事前のお問い合わせで対応可能なこともあるようです!

利用されたい方は、ごはん屋koyaさんのInstagramアカウントをぜひチェックしておいてください♪

https://www.instagram.com/gohanya_koya

 

お客様の「ありがとう」が原動力

いつもにこにこ笑顔が絶えない順子さん

ごはん屋koyaのお客様は、近隣に住む「30〜60代の女性」が中心。

お店を続ける中で、順子さんが忘れられない言葉があります。

「子どもが苦手な食材を、ここの味つけなら食べてくれるんです」。

そんな声を聞くと、子どもの成長を見守るような気持ちになるそうです。

お母さんが作ってくれたお惣菜が買える感じです!

そして何より嬉しいのは「ありがとう」「助かる」という言葉。

「お惣菜を買うことで、家事が楽できるきっかけになりたくてやっているので、本望です」と順子さんは話します。

お客様と歓談されている順子さん

またごはん屋koyaは、店主との距離が近く、ついおしゃべりしたくなる雰囲気。

お惣菜を買いに来たつもりが、お子様のお話や食事の話、おかずのレシピなど。なんでも気軽におしゃべりほっとして帰る。

そんな時間が流れる場所です。

 

店主の素顔

まち肌屋では、まちの人の温度を肌で感じられるよう、「人」にフォーカスした取材を心がけています。

下記では、まだどこにも紹介されていない順子さんの素顔をご紹介します。

ぜひ、身近な存在として感じていただけたら嬉しいです。

休日の過ごし方

家族で過ごす(子供と遊ぶ、出かけるなど)。一人の場合、モーニングや映画館へ行く。

 

好きな食べ物

食べ物は何でも好きですが、ごはんとそれに合うおかずが好きなので品数の多い定食やランチのお店に出会えるとうれしくなります。

モチモチしたものも大好きです。おもち、まんじゅう、お麩など。(リフレッシュにはチョコ。)

 

武芸川で好きなスポット(よく行くスポット)

ponbiyori hu-さん。1人でも家族でも。息子の初めてのおつかい先でした。

おいしいパンとコーヒーでふぅ〜と一息「panbiyori hu-」岐阜県関市の武芸川町にあるpanbiyori hu-さんを現役大学生ライターソータが取材しました。panbiyori hu-のオーナー井原菜美さんのパンへのこだわり、古物を活かした店内の空間デザイン、珈琲がなぜ美味すぎるのか?などなど、お聞きしてきました。...

 

座右の銘や大切にしている言葉

特に言葉というのはないのですが、人もものも大切に。誰かのために動ける人でありたいと思っています。

一人で生きているのではなく、周りにいる自分と関わってくれる人の存在があってこそ、感謝を忘れないことを心がけています。

 

今後の目標「武芸川でお店を続けていきたい」

今後の目標は、とてもシンプル。

「できるだけ長く、koyaを続けること。家族を守りながら仕事を続けたい」。

そして、

「地域のみなさんに愛される店になりたい」。

また「私が武芸川に来て10年ほど。まだまだ知らない武芸川の魅力をぜひ教えて下さい」と順子さんは話されました。

 

「今日なにあるかな?」とのぞきにいらしてください♪

「順子さーん!」と、ぜひ気軽に覗いてみてくださいね♪

「家に友だちを招くようにお客様を迎えたい」。

「遊びに行くように気軽に来てもらえたら」。

そんな想いが込められた「ごはん屋koya」。

日々の暮らしに、ほっとする時間を届けてくれる場所です。

ぜひ行ってみて下さい!

 

Information

店名:ごはん屋koya

住所:岐阜県関市武芸川町跡部1082-1

駐車場:店舗前に3〜4台

電話番号:なし。ご予約やお問い合わせはInstagramのDMにて

SNS:Instagramアカウント(ごはん屋koya)

営業時間:営業日はInstagramの営業カレンダーをご覧ください。

営業時間:11:00〜13:00、15:00〜17:00(変動あり)

支払い方法:現金 / PayPay / せきPay