もの肌

”いつもそばにある”がコンセプトの「カラビナ一体型防災ホイッスルBLOW」。金属加工会社「武芸川精工」から2024年8月新発売!

武芸川精工さんの新商品を取材しました!

いらっしゃいませ!地方創生ライターえさゆうです♪

カラビナ一体型防災ホイッスルBLOW

関市武芸川町の工業用機械部品製造「武芸川精工」さんが開発した「カラビナ一体型防災ホイッスルBLOW」を取材しました!

どんな商品かシンプルにご紹介!

★“いつもそばにある”が開発コンセプト。普段はカラビナ、緊急時にはホイッスルになる「カラビナ一体型防災ホイッスル」。

★人間が一番聞こえやすい周波数の音を出す「命を守るホイッスル」。

★応援購入サイトMakuakeで先行販売。7,000個以上売上

★2024年8月から一般販売開始!

武芸川精工は、本業は金属加工を得意とする会社で、キャンプ用品や防災用品など、様々な自社商品を開発しています。

キャンプ用品や日用品など
金属が映える!日用小物

以前もまち肌屋で、二段式ボトル「マルチーボ」を取材させていただきましたし、

【二段式ボトル】Multi-Bo(マルチーボ)が超便利!上にホット、下にアイスなど温冷を同時に持ち歩けるアイデアグッズ岐阜県関市武芸川町の武芸川精巧を取材しました。2種類の飲み物を持ち運べるMulti-Bo(マルチーボ)やステンレスストロー、猫の手スプーンや組み立て式焚き火台など、金属加工会社ならではの新商品を紹介します!...

先日てゆりキャンプ場のイベントにも出店してオリジナルのキャンプ用品を販売されていました。

武芸川精工の須山さん(左)と、てゆりキャンプ場の後藤さん(右)
てゆりキャンプ場初のイベント「ホタルが見れるといいな〜星空鑑賞会とキャンドの夜〜」が開かれました!2024年7月6日に開催された「てゆりキャンプ場」初のイベント「ホタルが見れるといいな〜星空鑑賞会とキャンドの夜〜」を取材しました。キャンプ場を活かした野外ステージやフード・ドリンクの販売、物販など、最高の催しでした。...

さてさて、今回も武芸川精工で商品開発をリードする須山裕二さんにお話を聞いてきました!

 

防災用品もつくっていこうという機運。そしてはじめての防災用品開発

道の駅むげ川の販売スペース(中央が武芸川精工の商品)

武芸川精工がアウトドア商品の開発を進める中で、アウトドアと防災は共通する部分が多いと考え「防災用品」もつくっていこうという機運が高まっていったそうです。

武芸川精工では、正社員やパート等の雇用形態に関わらず、商品開発等のアイデアを投稿することができる「意見箱」を設置しています。

不定期で商品開発ミーティングを実施されており、そこから形になった商品は数知れず。

社員のアイデアがカタチになった新商品です!

カラビナ一体型防災ホイッスルBLOWは、そんな中で開発された武芸川精工はじめての「防災用品」です。

開発にあたっては、須山さんがホームセンターや防災小売店などで、ホイッスルを見て周り、研究を重ね、2022年夏から防災ホイッスルの開発に着手。

試作品。もちろん音が鳴ります!
手前が試作品(やや薄いですね)

武芸川精工が得意とする「金属加工」の技術を活かして、他にない商品づくりを目指しました。

 

巨大地震を想定。声が出ない場面で「命を守る」ホイッスル

提供:武芸川精工

商品開発にあたっては、巨大地震を想定。転倒した家具等で閉じ込められると声が出せない状況が発生します。

声が出せない、届かない状況において、ホイッスルがとても役に立ちます。

提供:武芸川精工

さらに、内閣府ホームページの「推奨携帯防災用品リスト」の中には「ホイッスル」が含まれています。

防災ホイッスルは「命を守る笛」とも呼ばれており、ホイッスルなら少ない息で遠くまで音が伝わります。

 

しかし、ホイッスルは日常的に持ち歩くものではありません。有事の際に、そばになかったら、あまり意味がないものになってしまいます。

防災用品は、日常的に身につけるモノ

そこで、カバンやリュックサック、パンツのベルトループに簡単に取り付けられる「カラビナ」と「ホイッスル」を掛け合わせることを考案。

アウトドア用品と組み合わせて
パンツのベルトループに
仕事着にも違和感なく装着可能!

“いつもそばにある”カラビナ一体型防災ホイッスルが誕生しました!

 

最大のこだわりは「3,000〜4,000Hzの音」が出る笛の部分

提供:武芸川精工

カラビナ一体型防災ホイッスル「BLOW」の最大の特徴は、人間にとって最も聞こえやすいと言われる3,000〜4,000Hzの音が出るように作られていること。

赤ちゃんの鳴き声は、聞き取りやすいですよね!

これは、赤ちゃんの鳴き声や女性の悲鳴に含まれる周波数域とされており、いち早く聞き取りやすい音だと言われています。

商品開発にあたっては、豊橋技術科学大学の協力を得て、実験を重ね3,000〜4,000Hzの周波数域を実現しています。

 

金属加工会社「匠の技」。切削技術で1/100mmの精密加工を実現

カラビナ一体型防災ホイッスルBLOW製造工程

BLOWは金属の塊から削り出す「切削加工」で製造。切削加工は、精密さを求められる加工に適しており、BLOWには吹き口に1/100mmの精密加工を施しています。

精密に加工された吹き口

吹き口を小さくすることで、吹くために大きな肺活量を必要とせず、無理なく継続的に音が出せるように工夫されています。

素材は加工しやすいアルミニウム

BLOWの素材は、アルミニウム。衝撃にも強く、吹き口に圧入された音を出すための詰め物も簡単に取れることはありません。

 

商品バリエーション・形状について

形状は3種、シルバー・黒の2色を展開!

ホイッスルは、長方形、楕円形、三角形の3種類。色はブラックとシルバーの2色。

何度も試作を重ねてこの大きさに辿り着きました!

重さはわずか13g。アルミを切削して制作しているため、非常に軽い素材となっています。

荷重テスト済み

カラビナの耐荷重は3kg。これは、音が鳴るために必要な空気が通る加工があるためですが、普段から身につけているカラビナに3kg以上の荷物をぶら下げることは、あまり無いかも知れません。

 

さらに、防災を考えた際に、ホイッスルに「名前」が入っていると役立つシーンが多いかと思います。

自分だけのホイッスルをゲットしてくださいね♪
黒地に白文字がクールです♪

金属加工を得意とする武芸川精工では、もちろん名入れの対応(武芸川精工ECサイトで注文できます)も可能です。

 

2024年8月から一般販売開始!「道の駅むげ川」や「せきてらす」でも購入可能

ぜひ、あなたの日常に加えてください!

応援購入サイトMakuakeを使って合計7,000個以上を売り上げた「カラビナ一体型防災ホイッスルBLOW」。

この度、2024年8月から一般販売がスタートしました!

取り扱い店舗は、今後増やしていくそう予定とのことですが、8月1日現在下記の店舗で購入することができますよ。

★道の駅むげ川(岐阜県関市武芸川町跡部1810)
http://www.mugegawa.com/

★せきてらす(岐阜県関市平和通4丁目12番地1)
https://sekikanko.jp/sekiterrace

★武芸川精工ECサイト
https://a-nbsp.myshopify.com/

 

武芸川精工の須山さん

「命を守る笛」として日常的に備えておきたい「カラビナ一体型防災ホイッスル“BLOW”」。

ぜひ、自分のために、守りたい人のために使ってくださいね!

 

ではでは〜♪

 

Information

商品名:カラビナ一体型防災ホイッスル“BLOW”

価格:1,780円(税込)

会社名:株式会社武芸川精工

TEL:0575-46-3388

住所:岐阜県関市武芸川町平488

取材日時:2024年7月31日(水)

取材対応者:須山裕二さん

ECサイト:https://a-nbsp.myshopify.com/