こと肌

岐阜でカタクリ見るなら!一色保木山カタクリの里

カタクリの花を観にいきましょう!!

いらっしゃいませ!地方創生ライターえさゆうです♪

地方創生ライターえさゆう

カタクリの花をご存知でしょうか?

カタクリは、可愛い薄紫色の花をつけるユリ科の植物。

カタクリの花

めちゃくちゃ可憐でかわいい花ですよね♪

このカタクリの花が群生している場所が、岐阜県関市にあります!

しかも、自然の群生地なんですって!

 

その名も、

一色保木山カタクリの里!!

※「いしきほきのやま」と読みます。

 

場所は、岐阜県関市武芸川町(むげがわちょう)の宇多院(うだいん)にあります。

読み方が難しい地名が続きますね(笑)

 

一色保木山カタクリの里

一色保木山カタクリの里は、地域の老人クラブの有志の方々が、地権者の理解により、約1万平方メートルの北斜面を間引き、平成16年に遊歩道(400メートル)を整備するなどして開放されました。

2020年にさらにキレイに整備されました!

一面に咲きそろうパープルカーペットは実に壮大なもので、地区住民の手で大切に保護されています。

実際、現場で見ると、この写真の10倍は楽しめると思いますので、ぜひぜひ「一色保木山カタクリの里」を訪ねてみてくださいね♪

 

開花時期(一色保木山の場合)

カタクリは、山野草のなかで最も人気のある花。一色保木山のカタクリは、例年3月10日頃から咲き始め、4月初旬頃まで見られます。

カタクリの蕾

その年の開花速報については、武芸川まちづくり委員会のLINE公式アカウントで発表されるとのこと!

気になる方は、お友達登録しておいてカタクリの開花情報をゲットしちゃってくださいね♪

友だち追加

↑↑友達追加ボタンを押してご登録ください。

 

一色保木山のカタクリの花は、その年の気候によって差が見られますが、近年の開花時期は下記のとおりになっています。

<カタクリの開花時期>

・3月10日頃から4月初旬まで(満開は3月27日頃)

<ギフチョウの羽化>

・3月20日頃から4月10日頃まで(ピークは3月末頃から)

ちなみに、一色保木山カタクリの里では、カタクリの花だけではなく、ショウジョウバカマ寒葵(かんあおい)も部分的に見られますし、4月初旬には、ギフチョウを観ることもできますよ!

ショウジョウバカマ
ギフチョウ

さらにさらに!地元の一色保木山かたくり保存会のみなさまが作成したパンフレットもありまして、

一色保木山カタクリの里パンフレット

裏面には、武芸川の観光マップがついていますので、カタクリの里周遊のお供にぴったりですね!

ダウンロード用のPDFも置いておきますので、ぜひご覧になってください♪

一色保木山かたくり保存会作成のパンフレット(PDFが開きます)

 

一色保木山カタクリの里へのアクセス

一色保木山カタクリの里は、岐阜県関市武芸川町の宇多院にあります。

カタクリの里をピンポイントで示せる住所がありませんので、最寄りの一色公民館(岐阜県関市武芸川町宇多院262-2)を目指すとわかりやすいかと思います!

カタクリの里駐車場(車が止まっている部分)

駐車場については、一色公民館へ駐車していただくほか、シーズンになりますとカタクリの里付近にも臨時駐車場が開放されます。

駐車場からカタクリの群生地まで、徒歩3分程度ですよ♪

 

カタクリの花の生殖

カタクリは多年草で、小さな花を咲かせるまでに約8年もかかります。

カタクリの好適地は、排水が良く、やや湿り気の多い、適度に光のさす、比較的乾燥しない土壌になります(一色保木山の北傾斜地がぴったりですね♪)。

カタクリの種子包

カタクリは、花を咲かせた後も長く生き続け、環境さえ良ければ数年花を咲かせると言われています。

ただ、これも自然環境が整っていての話ですので、一色保木山カタクリの里に訪問される際は「自然を大切に、自然の中で楽しむ」ということが大切かと思います!

環境保全への協力金ボックス

その昔は、日本の野山の各地にカタクリは咲いていたそうですが、現在では、環境の変化などでその数は大幅に減っているそうです。

一色保木山カタクリの里では、環境保全への協力金を受け付けていまして、カタクリの里入り口に、竹筒を使った手作りの協力金箱が設置されています。

シーズンに来所すると、協力金を入れた方には「カタクリの里オリジナル缶バッチ」がプレゼントされるそうですよ(数量限定とのこと)♪

休憩小屋も整備されています

なお、岐阜県内には、他にも可児市や山県市、高山市にもカタクリの群生地があるようです(他にもありましたら、こっそり教えてください)!

わたくし、えさゆうも機を見て訪問してみたいと思います。

 

カタクリの名前の由来

カタクリの名前の由来

カタクリの花が「傾いた籠状の花」のように見えることから「カタカゴ」、それが省略され「カタコ」、さらにユリの花に似ていることから「カタコユリ」、その後「カタクリ」になったという説や、

片栗とカタクリ

カタクリの葉の形が栗の片割れに似ていることから「片栗」となったなど、諸説あります。

 

片栗粉の原料はカタクリ??

片栗粉

片栗粉は、本来はカタクリの鱗茎(りんけい)から作られたデンプンの粉(澱粉)。

しかし、現在、市場に流通している片栗粉の多くは、大量生産するためにジャガイモ(馬鈴薯)から製造されるデンプンだそうです。

ジャガイモのデンプンは、1882(明治15)年から生産販売がはじまったそうなので、

わたくし、えさゆう、おそらく本物のカタクリ粉を見たことも食べたこともないのではないかと思います!

お恥ずかしい話ですが、この記事を書くためにインターネット検索を重ねて、ようやく片栗粉の原料がカタクリだったことを知りました(汗)

ここまで群生するには、長い年月と手間を要しています

 

動画でもカタクリの里が紹介されています!(33秒頃から)

武芸川の紹介動画「まち肌〜こころ潤うところ〜」に、カタクリの里が取り上げられています。

カタクリボランティアの方々の活動の様子も動画に収められていますので、ぜひぜひご覧ください♪

 

まとめ

一色保木山カタクリの里

・岐阜県関市武芸川町にカタクリの群生地がある

・カタクリの花が咲くまでに8年かかる

・開花速報は、武芸川まちづくり委員会の公式LINEアカウントでチェック

・カタクリの花を見て「キレイやな」って思うだけでいいんやて(動画より)

ぜひぜひ、一色保木山カタクリの里へお越しください!!

 

ではでは〜♪

 

 

Information

スポット名:一色保木山カタクリの里

住所:岐阜県関市武芸川町宇多院

開花時期:毎年3月中旬から4月初旬

お問い合わせ:武芸川まちづくり委員会(0575-46-3611

ライター:えさゆう